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【いびき】放置したら突然死のリスク!⚪︎⚪︎の症状があれば絶対放置禁止です!

いびきを放置すると突然死のリスクがある⁉

特に以下の症状がある方は注意が必要です!

1. 寝ている間に呼吸が止まる

2. 日中に異常な眠気がある

3. 朝起きても熟睡感がなく頭痛がする

これらの症状に心当たりがある場合は、すぐに対応が必要です!この記事では、いびきを放置するリスクや対処法について詳しく解説します。


はじめに

こんにちは!名古屋市瑞穂区にある名古屋はなまる耳鼻科クリニックの院長、佐藤(Dr.はなまる)です。

いびきは多くの方が一度は経験したことがある症状です。しかし、「うるさい」「迷惑」といった騒音問題で片付けられるだけではなく、健康上の重大なリスクを伴う可能性があります。

特に「睡眠時無呼吸症候群」という疾患は、いびきを伴うケースが多く、放置することで糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞といった生活習慣病や命に関わる病気につながることがあります。最悪の場合、突然死のリスクもあるため、早期の対応が重要です。

この記事を通して、いびきのリスクや注意すべき症状について理解を深めていただきたいと思います。


いびきが体に与える影響

いびきのメカニズム

いびきは、気道が狭くなることで発生します。

空気が狭い気道を通る際に粘膜やのどの筋肉が振動し、「グーグー」という音が生じるのです。これ自体は珍しい現象ではありませんが、頻繁に起こる場合や、特に以下の原因が関与している場合は注意が必要です。

肥満:首周りの脂肪が気道を狭める

あごの骨格:下あごが後退している場合

加齢:筋力の低下による気道の弛緩

これらが進行すると、気道が一時的に完全に閉塞し、無呼吸状態になることがあります。これが「睡眠時無呼吸症候群」の原因です。


睡眠時無呼吸症候群の恐ろしさ

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。

重症になると、1時間に数十回、1回あたり数十秒以上も呼吸が止まることがあります。私が診た患者さんの中には、最長で2分間も呼吸が止まるケースがありました。

呼吸が止まるたびに体は酸素不足に陥り、心臓や脳が過剰に働く必要があります。これにより、次のような影響が出ます:

心臓への負担:心筋梗塞や不整脈のリスク増大

脳への負担:脳梗塞や認知機能の低下

全身の酸素不足:疲労感や集中力の低下

特に注意すべきは、「突然死」のリスクが高まることです。


放置してはいけない3つの症状

1. 寝ている間に呼吸が止まる

ご自身では気づきにくい症状ですが、家族やパートナーから指摘を受けるケースが多いです。

具体的には、以下のような現象が見られる場合があります:

いびきが突然止まる:その後、大きな呼吸音やいびきが再開する

呼吸の乱れ:浅い呼吸が続いた後に無呼吸状態になる

2. 日中に異常な眠気がある

夜間の睡眠が断続的に妨げられることで、体や脳が十分に休めず、日中に異常な眠気を感じるようになります。

特に、以下のような場面での眠気は要注意です:

会議中や授業中に意識が遠のく

テレビを見ているときに寝落ちする

運転中に突然眠気に襲われる

3. 朝起きても熟睡感がなく、頭痛がする

睡眠時無呼吸症候群の方は、睡眠中に酸素不足になることで深い睡眠が得られません。その結果:

朝の疲労感:十分に眠ったはずでもスッキリしない

頭痛:酸素不足や血圧の上昇が原因


睡眠時無呼吸症候群の診断と治療

診断

1. 問診

まずは、現在の症状や生活習慣について詳しくお伺いします。「いびきがひどい」「寝ている間に呼吸が止まると言われた」「日中の眠気が強い」など、気になる症状を具体的に教えてください。

2. 喉頭ファイバーによる気道の確認

いびきや無呼吸の原因となる部位を詳しく調べるため、喉頭ファイバーという細いカメラを使って気道の状態を確認します。

喉頭ファイバー検査は、短時間で終了し、大きな痛みもありません。これにより、いびきの物理的な原因を特定しやすくなります。

3. 簡易検査(自宅でできる検査)

特殊な小型の機械を使って、自宅で睡眠中の呼吸や酸素の状態をモニタリングします。この検査では、次のようなデータを測定します:

呼吸の回数:無呼吸や低呼吸の頻度を確認

酸素濃度:血液中の酸素の減少具合を測定

自宅で簡単に行えるため、病院での検査が難しい方にもおすすめです。

4. 精密検査(睡眠専門施設での検査)

さらに詳しいデータが必要な場合は、専門の睡眠検査室で行う**ポリソムノグラフィー(PSG)**という検査を受けます。この検査では、睡眠中の脳波や心拍数、筋肉の動きなどを細かく記録し、正確な診断が可能です。

喉頭ファイバー検査や簡易検査の結果をもとに、精密検査が必要かどうかを判断しますので、初めは気軽に診察を受けてみてください!

治療

治療方法は原因や症状の重さによりますが、主に以下の手段があります:

生活習慣の改善:体重管理や禁酒、寝る姿勢の工夫などで軽症の場合は症状の改善が期待できます。

CPAP療法:持続的に気道に空気を送り、無呼吸を防ぐ装置を使用する治療法です。中等症から重症の方に多く用いられます。

マウスピース治療:軽症から中等症の方におすすめの治療法です。専用のマウスピースを装着することで下あごを少し前に出し、気道を広げて呼吸をスムーズにします。比較的簡単に始められる治療で、CPAPが難しい方にも適しています。

手術:重度の場合や構造的な問題が原因の場合、気道を広げるための手術を検討することがあります。


まとめ

いびきは単なる「うるさい音」ではなく、重大な病気の兆候である可能性があります。特に「睡眠時無呼吸症候群」は、放置すると突然死や深刻な健康リスクを伴う疾患です。

もし今回ご紹介した3つの症状に心当たりがある方は、ぜひ早めに医療機関で相談してください。当院では、いびきや睡眠時無呼吸症候群の診断・治療を行っています。あなたの健康を守るために、ぜひ一度ご相談ください。


当院の診察について

名古屋はなまる耳鼻科クリニックでは、以下の治療を行っています:

• 睡眠時無呼吸症候群の簡易検査・精密検査へのご紹介

• CPAP療法の導入とサポート

• いびき改善のための生活指導

いびきは決して軽視してはいけない健康のサインです。この記事をきっかけに、「もしかして?」と思った方は、ぜひ早めに医療機関を受診してください。

私たち名古屋はなまる耳鼻科クリニックでは、患者さま一人ひとりに合わせた丁寧な治療を提供しています。安心してご相談ください!